Supporters Association博物館後援会について
工業技術博物館後援会への入会のお願いと、知人の方々への博物館の紹介および入会勧誘のお願い
概要の紹介
工業技術博物館後援会は、工業技術博物館のいろいろの活動を支援し、日本の技術教育の改善に少しでもお役に立てばとのことを目的として、発足して以来、各種支援活動を実践してまいりました。平成3年10月にスタートした本会は、令和4年5月末日現在、法人会員45社・個人会員49名の会員数であります。
本会が支援する工業技術博物館は、昭和62年11月に開館して以来、展示品を充実することを中心に、研究活動・特別展・講演会等を実施し、各界の方々より注目されております。さらに、ものづくりの重要性が見直されている今日、博物館に寄せられる期待は、当初の予想を遙かに越えて、ますます大きくなってきております。
そこで、本会といたしましては、これまで以上に各方面の方々のご協力を頂戴して、博物館のいろいろな有益な事業の拡大に支援・協力してゆきたい所存であります。したがいまして、会員増加を図るため、機会あるごとに入会の勧誘を行っております。
つきましては、皆様に本会へ是非、入会して頂くと同時に知人の方々にも紹介して頂き、そして入会して頂き、ご後援くださいますことをお願い致したく存じます。
なにとぞ、ご後援のほどお願い申し上げます。
会長の挨拶
日本工業大学工業技術博物館後援会会長 花木義麿
謹啓 日頃より日本工業大学工業技術博物館の諸活動にご理解・ご協力を賜り、誠に有り難く、厚く御礼申し上げます。
本博物館は、1987年に学園創立 80周年記念事業の一つとして大学キャンパス内に設置され、一般に無料開放されて以来、年々収蔵・展示機器が質・量ともに充実してきており、大学・エ業高校等の学生、各種製造業・製造機器販売業等の幹部・従業員、学会・工業会等の会員など、毎年9,000名の来館者を迎えております。
現在、本館(3,000㎡)のほか別館、蒸気機関車展示館があり、工作機械約300台を主体とする生産機械を中心に、歴史的価値のある各種機械・機器類400点以上を常設展示しております。特に工作機械に関しては、機種別・年代順に並べて変遷が理解できるようにしてあり、そのうち約60%以上が動態保存であること、機械加工の町工場を復元した動態展示も数箇所あることが大きな特長です。さらに、1998年度には同博物館が事務局となって歴史的価値ある国産工作機械の顕彰事業を開始し、2011年までに13回にわたり、50機種を顕彰しました。それらのうち23機種は当博物館内に展示されており、来館者の注目を集めております。また、1891年英国製の蒸気機関車も動態保存し、キャンパス内に敷設された軌道上を年8回ほど有火運転して、来館者に喜ばれております。
このような諸活動に対する評価は年々高まっており、2008年3月には収蔵の工作機械を主体とする178点が文部科学省(文化庁)により登録有形文化財として登録され、また2009年2月には収蔵の戦前の国産工作機械62台が経済産業省から近代化産業遺産に認定されました。さらに、昨年2018年8月には収蔵の工作機械のうち1905年英国製の車輪旋盤から1978年国産ディスプレイ付CNC旋盤まで、232台が日本機械学会の「機械遺産第91号」として認定されました。
さて、工業技術博物館後援会は、本博物館の諸活動を支援し、わが国の技術教育に貢献することを目的として、1991年10月に発足しました。2021年6月現在の会員数は、法人会員45社・個人会員49名となっております。会員は、本博物館が定期的に刊行する「工業技術博物館ニュース」の無料配布を受けるほか、毎年6月頃に開催される後援会の総会・春季特別講演会・懇親会、11月頃に開催される特別展開催期間中の秋季特別講演会・懇親会に無料招待され、会員間はもちろんのこと、特別講演者あるいは大学関係者等との交流を深めることができます。特に、法人会員には別紙に記載のさまざまな特典があります。
ものづくりの重要性が見直されている今日、博物館に寄せられる期待はますます高まっており、それに応えるべく本博物館では大学当局との協力を一層密にし、また後援会の一層の支援を得て、活動をさらに活発化する計画でおります。
そこで、後援会としましては、これまで以上に各方面の方々のご協力を頂戴して、本博物館の有益な諸活動を支援していきたいと思っております。
敬白
入会のメリット
会員は以下の特典を受けることができます。
- (1) 同博物館が定期的(年3回ほど)に刊行する「工業技術博物館ニュース 」等、出版物の無料配布を受けられる。
- (2) 同博物館又は本後援会が開催する特別講演会や懇親会に無料招待される。
- (3) 同博物館内の講義室等の施設を優先的に利用できる。
- (4) 同博物館収蔵品の写真や図書・資料等を優先的に利用できる。
- (5) 同博物館や本後援会の事業を介して、日本工業大学の教職員との技術交流や連携を図ることができる。
- (6) 法人会員は「工業技術博物館ニュース」に一定スペースの広告を無料で掲載できる。
- (7) 法人会員は同博物館内に企業案内・製品カタログ等の資料を置くことができる。
- (8) 法人会員は同博物館入り口近傍に掲載されている後援会員ネームプレートに刻印されて、来館者に紹介される。
年会費情報
年会費は、法人会員1口10万円、個人会員1口1万円とし、何口でも結構です。