whats機械の定義と機械の部品形状とその作り方
機械の定義とその役割
生活を豊かにする機械と、産業を支える機械
さまざまな場面から、機械は私たちの生活を支えている
機械は私たちの身近に存在し、生活を豊かにしてくれます。ところで機械とは、どのようなものを指すのでしょう?
機械工学上の機械の定義は諸説ありますが、その特徴を整理してみると以下のようになります。このように明確に動いて仕事をする仕組みを持つものを我々は「機械」と呼んでおり、電気炊飯器や電卓などは機械とは呼ばないようです。
機械の特徴

- 構成要素をしっかり支える、構造本体を持っている。
- 外部からエネルギーや情報をもらっている。
- 外部からもらったエネルギーや情報を変換・加工するための動く仕組みを持っている。
- この変換・加工の結果として、必要な仕事をする。

「機械」は、構造本体、駆動(動力発生)要素(モータなど)、動力伝達機構要素(歯車、ベルトなど)、動力制御機構(ブレーキ、クラッチなど)、運動変換機構(リンク、ねじなど)、締結機構(ボルトなど)、制御機構(コンピュータ、センサ)などの要素で構成された、複雑な機構をもっている。
左の図のように、これらすべての要素を含む自動車などの複雑な機械もある一方で、一部の要素だけしか含まない、単純な構造の機械もある。



