Hinode Boki Seisakushoヒノデ紡機製作所
この工場は、大正7(1918)年に名古屋市内で、「ヒノデ自動車」という社名で創業している。しかし、自動車製造が思うように進まないため、大正9(1920)年に社名を「合資会社ヒノデ紡機製作所」に変更し、精紡機の製造、精紡機のスピンドルなどの製造を始めている。当時の名古屋では、高度の技術を持つ、規模の大きな工場であったので、若い技能者の養成工場の感があった。また、労働争議の格好の標的ともなった工場でもある。この展示品は、同工場の研削部門の一部分を復元したもので、機械類は、大正期・昭和初期のもので稼働可能である。
- 展示番号
- 54-7
- 名称
- 看板
- 仕様
製造年 c.1955(昭和30年)/木製/『合資会社 ヒノデ紡機製作所』
- 製造者
- (調査中)
- 展示番号
- 54-3
- 名称
- 円筒研削盤
- 仕様
製造年 1921(大正10年)/テ-ブル上の振り200mm/センタ間距離750mm/といし直径250mm
- 製造者
- BROWN & SHARPE Mfg. Co.
- 展示番号
- 54-1
- 名称
- 円筒研削盤
- 仕様
製造年 1928(昭和3年)/テ-ブル上の振り200mm/センタ間距離450mm/といし直径250mm
- 製造者
- (株)大隈鉄工所
- 展示番号
- 54-2
- 名称
- 円筒研削盤
- 仕様
製造年 1940(昭和15年)/テ-ブル上の振り190mm/センタ間距離400mm/といし直径250mm
- 製造者
- 東京精密
- 展示番号
- 54-4
- 名称
- 工具研削盤
- 仕様
製造年 1921(大正10年)/テ-ブル寸法610×120mm/といし直径180mm